まずはじめに・・・自己紹介

まずはじめに、この話はノンフィクションです。サイト管理人が体験した事実を元に全14話の物語として綴っています。俺っちと同じようにロンドンで入国拒否され、強制送還された方々への同じ気持ちを共感できればと思い記しました。全14話、約30分ほどで読み切れます。

またパソコンからHPを閲覧してる方であれば、トップメニューに「強制送還された時のドキュメント一式」を一般公開しています。

では、お楽しみ下さい。
遠い遠い昔の話

当時、第3国にある留学先の語学学校で知り合った韓国人の彼女がいました。

なぜか初めての海外留学だった事もあり、既に20代後半の年齢に関わらず、その恋愛にアツくなってたような気がします。

同じアジア人の韓国人、自分が田舎育ちって事もあり、また親の教育が良かったせいか当時の俺っちは全くと言ってもいいほど韓国人に対しての偏見を一切持っていませんでした。

むしろ日本で在日韓国人に対しての差別があることすら知らなかったくらいです。

しかし、この物語の9年後の現在、過剰な反日運動をする彼ら韓国国家に対して思いっきり嫌韓になった事は言うまでもありません。そちらについては本編の内容から外れてくるので今回は割愛します。

 

さて、当時に話を戻すと

初めての海外留学、英語を学び国際的に活躍できる日本人になる事がその目的でした。

当時の俺っちはもちろん、英語なんて全く話せませんでした。ゆえにその韓国人の彼女と知り合った頃は、ほとんどコミュ二ケーションもおぼつかない感じでのやりとりで、主にジェスチャーや電子辞書を用いてお互いの事を少しずつ理解し合っていきました。

今思えば、それでも国際恋愛、肌さえ触れ合う事が出来れば、何とかなるもんやなーっと実感しましています。

英語が話せないからって国際恋愛なんて無理!って思ってる方、まずは一歩を踏み出す所から始まるんじゃないかなー。

 

想いだけありゃ、国際恋愛も意外と何とかなるもんです。(^_-)-☆

 

留学先でその韓国人彼女と付き合い始めて数ヶ月後、彼女の方が先に留学期間を終え、韓国へ帰国する事になりました。

今でも覚えています。

彼女との空港での別れ際、英語で自分の言いた事が表現できず、ありふれた「I miss you so much…」しか言えなかった切なさ。

既に6ヶ月ほど留学していたにも関わらず、こんな大事な場面でとっさに使えない自分の英語力のなさをマジマジと痛感した瞬間だった。

その後、俺っちはまだまだ留学期間が残っていたので、必死になって英語の勉強をしたのを覚えています。

韓国へ帰国した彼女との唯一のコミュニケーションツールがメールです。それはもちろん英語でのやり取りだったので、判らない表現やスペルはその都度、電子辞書で確認していました。数えていませんが多分、当時の彼女とのメールのやり取りは、ゆうに数百通は超えていたのではないかと思います。

 

そんな感じで、韓国人彼女との国際遠距離恋愛が始まりました。

 

 

To be continued…

 

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韓国人の彼女との遠距離恋愛。

そんな韓国人の彼女との遠距離恋愛。

知れば知るほどそんな彼女の韓国人気質を知る事となりました。

到底日本人では理解しがたい考え方や発想に「こいつ、マジ大丈夫か?」
と思いつつ「こいつと一緒にいて俺っちも大丈夫か?」
って自問自答する事も多々ありました。w(笑)

一番印象に残った事は、小さなウソを頻繁につくと言う事。

「いやいや、そこウソつく必要がなやろ。間違ったら素直にゴメンで済むやん!」って思うような何でもないような事でもウソをつき通して自分の間違いを全く認めようとしない。

ウソを隠すためにウソをつくもんやから余計話がややこしくなる。

日本人の俺っちには当初、本当に理解に苦しんだ事です。

何があったか具体的な例を紹介したいが、本人の名誉の為に伏せておきます。

 

しかしその反面、日本人女性にない良いところもいくつかありました。それは思いっきり愛情を表現して来るところです。

またそれを言葉でもハッキリ表現してきます。

韓国語では「サランヘヨ~ 」って意味は日本語で「愛してるよ」に相当するワケなんだが、普通の日本人は「愛してるよ」っなんて今どき言わないでしょう?(笑)例え本気に愛していてもそれを口に出さないのが日本文化。だから日本人はシャイ(恥ずかしがり屋)って他国の人に思われているのかもしれんね。

そんな韓国人彼女、そのフレーズを耳にタコが出来るくらい耳元で

「サランヘョ~ 」「サランヘョ~

当時の俺っちは、そのぐいぐいエグってくる愛情表現にコロっとやられたのかもしれないwww(笑)

 

今更ながら、なぜそんな生粋のわがまま韓国人の彼女を好きになってしまったのか。。。。冷静になって考えてみた。

前話の記事にも書いたけど留学先が異国文化だった事もあり、その非現実的な雰囲気がより一層、国際恋愛をアツくさせるのに十分な環境下だったのではないかと思う。

また滞在中に何度か遭遇した危険な出来事の数々。。。。

そんな時もその彼女が常に側にいた事もあり、一緒に死線を乗り越えた、云わば戦友に近いモノを感じていたのかも知れません。

あの「吊り橋の法則」って知ってる?

吊り橋でドキドキした時に一緒にいる人に対して、そのドキドキを脳が恋愛のドキドキと錯覚を起こし、勘違いする事から恋心が芽生えるってやつ。

 

あの頃から9年経過した今、ふっと思う事。。。

なんで好きになったんやろ・・・

やっぱり、明確な理由が見つからない。

 

To be continued…

 

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韓国人女性の男気

前回、吊り橋の法則の話をした。そして

それが韓国人彼女を好きになった要因の1つじゃないかと書いた。

が。。。

記事投稿後、だんだんと当時の事を思い出して来た。

やっぱり1番の決定的な出来事は、2005年の年末だっけなぁ~

俺っちは食中毒からかお腹に激痛が襲ってきた事があった。

既にその時は、留学先のドミトリー(寮)を出て、個人でアパートをレンタルし2人で同棲生活を開始していた。

そこから留学先の学校へ通っていた形だった。

ただ、その腹痛が起こった時は既に年末って事もあり、語学スクールは休校中。

2日間ほどアブラ汗をかきながらジッと様子をみていたが一向に状況は改善しない。もちろん韓国人の彼女は側で心配してくれていた。

韓国から持ってきた怪しそうな薬も勧められたが、不安だったので服用しなかった。(

そして、熱もいよいよ約40℃近くになり、本気でヤバいなーって思い意識がモウロウとする中、俺っちは彼女に担がれ、タクシーに放り込まれた。そして、夜中の緊急病院に運ばれていた。

目が覚めると、点滴されながらベッドで横になってる俺っちの真横でその韓国人彼女が心配した表情でずっとこっちを見つめていた。

「あぁ、この子やな。。。将来、自分の嫁になるのは・・・」

って、初めて思った瞬間だった。

そんな男気のある彼女、実際は小さな背中だったにも関わらず、なぜか担がれている時、

それは頼もしく、とても大きな背中のように感じた。。。

 

To be continued…

 

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日本とロンドンとの国際電話 by 遠距離恋愛

いよいよ、このブログの本題に入って行こうか。

そう、憧れのLONDONでの悪夢の強制送還について。。。

今思い出しても腹立だしく、そして最も苦い思い出の一つだ。

既にお話してる韓国人彼女とも遠距離恋愛で1年と4ヶ月が過ぎたあたり、その彼女も6ヶ月ほど前から新天地ロンドンのスクールで新たな留学生活を開始していた。

そして、俺っち自身も彼女と出会った最初の留学先を終え、既に日本へ帰国していた。

そこでの毎日の日課は、ロンドンと日本でのメールのやり取り、また国際電話も頻繁にしていた。

お互いの国の時差が違う為、国際電話をする際には事前にお互いの都合のいい時間をメールで調整していた。

当時、日本の家で加入したいた固定電話のBBフォン、IP電話といっても普通に1日2,000円はざらに使っていた。

彼女の緊急時には彼女の方がワン切りコールしてきて、その直後にこちらから掛け直す感じだった。

で、その緊急時コールも理由を聞けば、単なるホームシックで寂しいだけだったりとか。。。

まぁ~異国に女子1人の留学、判らん事もないが、月末の電話代請求書に多少、内心ドキドキしていた。(-_-;)

 

いや~今になって思えば、やっぱり結構マジにその韓国人彼女と向き合ってたんだなぁ~って当時の日記を読み返して改めて感じた。

正直、20代後半までに付き合って来た過去の彼女で、こんなにまで気遣った女性はいなかったような気がする。

 

当時の俺っちは、まだまだ英語力が不十分だったと感じる事も多々、そして、もっと継続的に英語を勉強しようとまだまだ物価の低い、イギリスの植民地だったマレーシアに行く事を決定。そこでアメリカ英語でないブリティッシュEnglishを学ぶ事にし、新たな語学スクールへの入学手続きを進めていた。

そして、マレーシアでブリティッシュ英語の基礎を学んだ後には、最終目的であるイギリス、UKに向かう事を密かに計画していた。。。

まぁ当時は、まだハッキリとした目的ではなく漠然としてたけど、単にイギリスでの生活に憧れがあったのかもしれない。そして何よりイギリスには、韓国人の彼女がいたと言う理由が大きかったかもしれない。。。

 

To be continued…

 

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韓国人の結婚適齢期と韓国年齢の違い

次の留学先であるマレーシア、クアラルンプールにあるの語学スクールの受け入れ手続きの方も、ほぼほぼ完了。

その頃、韓国人彼女の通っているイギリスのスクールの卒業が間近に迫っていた。

実は、これまでに何度も彼女の方から「結婚」をテーマにして話を持ちかけられた。

以前の記事でも「この子が俺の嫁になるんだなぁ~」って深層心理では思っていても、いざ具体的な話になると、なぜかその話題をはぐらかしては、その場を切り抜けていた。

それは韓国人との国際結婚に対して偏見を持っていたワケでもない。

ただ当時の自分には、将来がハッキリ見えてないのにも関わらず、その彼女の人生を背負える自信がなかっただけ。

1人身だった場合、残った貯金を投資し、何らかの商売をやったとして、万が一、失敗に終わったとしても立ち直れる自信があった。

しかし、嫁、子供がいたならばきっと勝負すら出来ないだろうし、結婚すれば家族中心に物事を考えていく為、色んな所で妥協や我慢が強いられる事が容易に想像できた。

まぁ、実際は結婚してみないと、どうなっていたかは判んないんだけどね。(・´з`・)

そして、その彼女が再々結婚話を持ってくる理由があった。それは彼女の年齢。

彼女の国、韓国では30歳までに結婚するのが一般的だった。もし結婚出来なかった場合、周りから後ろ指を指されて恥ずかしいらしい。

要は女性としての価値が30歳から落ちるって事だろう。

韓国女性のようにそこまでの強迫観念はなくても、日本でも同じで年齢を増すごとに若さっていう美貌は失われいく、これは仕方ない事だと思う。その当時の彼女は28歳だった。その28歳の誕生日は最初の留学先で一緒に祝ってあげた。

あと2年ほどで、彼女も30歳かぁ~

って思っていたが・・・・

実はこれ、韓国年齢(Korean age)と言い、国際基準でなく日本より1才もしくは2才の開きがあるものだった。

だから実際の彼女の国際年齢で言えば、まだ若干26歳!

彼女のパスポートの年齢を見て、

てか「オメーまだ26歳じゃん!?」(゚д゚)!

初めてそれを知った時は、さすがにドン引きした。。。Σ(´∀`;)

 

ほとんどの韓国人、特に外国人と触れた事ない彼らは、自国のルールが中心だと思っており、例え相手が外国人であろうと国際ルールなんて関係ない自国でのルールで年齢を答える。

だから彼らに年齢を尋ねる時は、

How old are you in the international age?

と強調する必要がある。

でないと、すました顔で、korean age(数え年)で回答して来る。

韓国人との恋愛ホヤホヤの方は今一度、相手の年齢を尋ねてみる事をお勧めします。 (・ω<) てへぺろ

 

To be continued…

 

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エンゲージリングを持っていざUKへ!

そんな韓国人の彼女と何とか日本とイングランドでの遠距離恋愛を続けながらも、早期に結婚をしたがる韓国人彼女の考えと自分の考えとに多少のギャップが生じ始めた。

別に嫌いではないし、それを望むなら国際結婚もいいだろ。

けど今じゃない。アンタイムリーだろ?無職の男に嫁いでどうするんだ?

ってな感じで現実をもっと見てほしかった。

正直、※30歳までに結婚したい彼女の言い分を考慮し、
「韓国での婚姻届にはサインするから勝手に提出しておいてもイイよ」
まで言ってやった。w
※実際の年齢はまだまだ30歳まで猶予があった。前回の記事を参照

周りにどう見られるれるかをすっごく気にする子だった。

後に判ったが、この考えはほとんどの韓国人が持ち合わせてる気質だった。

ゆえに自分のライフスタイルを当時韓国社会で流行っていたSNS(ソーシャル・ネットワーク)Cyworld(サイワールド)に「私、こんだけ幸せですよ!」的な写真を常にアップしていた。

観光地行ってもその写真を撮れば、早々に移動して、まるで写真を撮ってCyworldで自慢するだけに旅行してるかのようにさえ思えた。

まぁ、気持ち判らん事もないけど。

さて、そんな彼女のイングランド生活も終わりが近づいており、こちらも次のマレーシアKL出発まであと1ヶ月ほどとなった。

今後、お互いが別々の新生活が始まる前に1度彼女と会っておこうかと密かに考え、マレーシア留学前にUK(ロンドン)にいる彼女に会いに行く事を決定!

もちろんドッキリ企画なので、彼女には内緒で事を進めていた。

目的は彼女のUKでの学生生活を終えた後、思い出として車をレンタルしてロンドン一周旅行でもと1人計画していた。

その予算はUK口座に約450万円ほどのポンド通貨を若い頃に貯金していたのでそれで賄うつもりだった。

UK滞在期間はマレーシア出発までの1ヶ月ほどを考え、実質上これが彼女とのハネムーン旅行的な位置づけだった。

そんな理由から「結婚」「結婚」ってうるせぇー奴に対して、ロンドン出発前に、厚木の親友について来て貰い日本の伊勢丹でカルティエのエンゲージリング的なモノを購入した。

価格は77,700円。

なんか良い事が起きそうなゾロ目の値段だった。(・∀・)

そして、今のロンドンの季節が寒いと聞いていたので、一緒にロングTシャツも3枚購入し、ほぼロンドン行きの準備を終えた。。

その韓国人彼女をビックリさせるプランを密かに色々考えながらドッキリの仕掛け人として1人ニヤニヤしていた。。。。

 

この時の俺っちは、その後に起こる最悪な結末が待っていようとも知る由もなかった。

 

To be continued…

 

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成田空港からロンドン・ヒースロー空港へ

ロンドンへ向かう前夜、ちょっと色々と厄介な問題が発生したが、
今回の趣旨から外れるので割愛します。

何とか問題をクリアーして、ようやく成田空港へ到着。

この日、厚木市在住の親友も成田空港まで見送ってくれた。
その彼には今回のロンドン行きの意味をすべて伝えてある。

実はその彼も俺っちと同じように韓国人女性と付き合っており、同じ苦労を抱えた、云わば戦友みたいな仲だった。

イングランド行きの航空券はソウルで乗り換え便だった。

成田発(10:00発)⇒ソウル(12:25着、13:30発)⇒ロンドン・ヒースロー(17:05着)
【日程】4/6(木)~5/3(水)

の約1ヶ月間のOpenチケットを71,540円で購入。

 

ロンドンでのハネムーン小旅行を終わらせた後は、一旦成田へ戻り、
その6日後には直ぐにマレーシアに発つ予定だった。

成田発(13:30発)⇒マレーシア・クアラルンプール(19:40着)
【日程】5/9(火)~5/30(火)

こちらは長期滞在になる為、帰国のチケットは破棄するつもりで3週間の航空券を購入(63,940円

 

そして定時の13:00に成田を出発した。

 

To be continued…

 

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フライト所要時間は鬼の15時間!

日本出発の前日、ほとんど寝れてなかったので機内では爆睡。(-_-)zzz

成田出発の2時間半後に一旦、ソウルで乗り換え。

それから1時間後の13:30にロンドン・ヒースローへ向けて再出発した。

とにかくフライト所要時間がハンパなく長く感じた。

事実上、同日6日の17:05にロンドンヒースロー空港到着した事になっているが、日本とロンドンとの時差は8時間あるので、実際のフライト所要時間は8時間+3時間半と合計11時間半だった。

日本ソウル間までの2時間半を含むとの実に15時間となる。

ロンドンへ出発してからも爆睡して時間を潰したが、目覚めてもまだ機内。

その後、3本のハリウッド映画を約6時間近く、連続鑑賞した。

正直、長時間のフライトで身体の節々が痛くなったが、もうすぐ韓国人彼女に会えると思うとそれだけで疲れも吹っ飛んだ。

 

機内が少し肌寒くなり、それがロンドン到着間近を予感させた。。。

 

To be continued…

 

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ヒースロー空港の留置場にブチ込まれる

日本では7日だったが、ロンドンでは時差の関係上まだ6日だった。

この日、夕方5時にロンドンのヒースロー空港へ到着。

機内から下りるとロンドンの凍てつく寒さを肌で感じた。

この日は、ロンドンで一泊する予定、

明日一番で彼女の住んでいるロンドンから約100Kmほど離れたイーストボーンへ向かう予定だった。

そして、学校の場所も密かに聞き出していたので学校が終わる時間にでも卒業の花束を添えて学校の門前で待っていてやろうかと思っていた。

韓国人女子が喜びそうな事は既に把握済みだったw(笑)(´∀`)

ヒースロー空港に到着したのが夕方、外も段々と薄暗くなっており、さっそくロンドンで本日の宿泊所を探さないとって思った矢先、なぜかイミグレーションに引っかかった。

時間が迫り焦っていた事もあり、イミグレーションオフィサーの質問に対してシドロモドロ。。。(;´∀`)

また慣れていないブリティッシュイングリッシュは、今まで勉強してきたアメリカ英語とはアクセントが違いすっごく聞き取り難かった。

何度も聞き直してイミグレーションのオフィサーをイライラさせたのかもしれない。

また質問に対して、勘違いを招く回答をしてしまった。

それは現在が無職であると堂々と回答してしまったり、また日本に住む家は既に引き払ってもう無いなど。。

こっちとしてはロンドンから帰国して1週間後にはマレーシア留学が控えていたので、当たり前の事を回答しただけだったが、どうも不法滞在してイギリスに潜伏し就労しようと勘違いされたみたいだった。

オフィサーの質問でイギリスで働きたいのか?

って質問に対しても、それが可能ならいつか働きたいねって軽く答えてしまってるし。(-_-;)

所持金はいくらある?って質問に対しては、

ポケットに10万円の日本円札だけだった。

そんだけのお金じゃ、1ヶ月もロンドンに滞在出来ないって怪しまれた。

しかたなく、

VISAデビットカードでスターリン通貨(ポンド)約450万円分がある事も後で伝えた。

これで十分だろ?って感じで事はスムーズに進むかと思うと今度はそれが裏目に出た。

さっき無職って言っただろ?なんでそんなお金を持っているんだ?

って事になり雲行きがだんだん怪しくなって来た。

「だーかーらー、20代前半に必死に貯金してたっちゅーねん!」

って、こっちも段々逆切れ気味。

ほんで急に持ち物検査される事となった。

恰好も小さな手バック2つだけだったので怪しまれた部分もあったが、理由は必要なモノはこっちで買い揃えようと思っていたからだった。

持ち物検査で、突っ込まれたのが3点。

以前の仕事で作った会社の名刺がバッグから出て来た。

運悪く日本語で書いていれば良かったのに裏面には英語でも記載していた。以前に探偵業も立ち上げていた事もあり、

ベタな屋号のSecret Service(シークレット・サービス)

しかも、肩書きが思いっきり、Private Detective(私立探偵)と記載。

見つかった時、説明が面倒臭せぇなーって思った。(;一_一)

既にその事業も儲からずに撤退しているにもかかわらず、ただ単にバッグの中にその1枚が紛れ込んでいただけなのに。。。

そして怪しまれた2点目は、観光に来てると最初の質問で答えたのにかかわらず、なぜイースト・ボーンの語学学校のパンフレットを持っていると尋ねられた。

正直、そこの学校に通ってる韓国人彼女に会いに来たって言えばシンプルだったかもしれないけど、彼女をドッキリさせる企画があり、正直にそれをオフィサーに言うと、必ずその彼女に電話確認し、俺っちがロンドンに来てる事がバレてしまうと思った。

仕方なくここでもウソをつき、今回の旅行は今後のUK語学学校の下見も含んでると伝えた。

そんな彼女を隠す為に、ロンドンに知り合いはいるのか?

って問いにはキッパリ「いません!」と回答したにもかかわらず、俺っちのバッグの底にあった小箱をセキュリティーの奴らが見つけた。

「What’s that?」って聞いてきて、どうせバレるからと思い正直にリング(指輪)と答えた。

誰に渡すんだ?って聞かれて、ロンドン旅行の後に行く、マレーシアの友人に渡すと適当に回答した。

しかし、何をトチ狂ったのか綺麗にラッピングしているカルティエの指輪が入った箱を開封しようとしやがった。

そんなのXrayを通せば、開封しなくても中が判るにもかかわらずだ。

Hey Hey Hey what the fuck, are you doing man!

(何やってんだよ!このクソ野郎!!)

俺っちは叫んだ!

セキュリティーの野郎、指輪の入った箱の中を確認して、やっぱり指輪だけだと判ると何事も無かったかのようにそのBOXを元に戻したがそのラッピングは超お粗末な感じになってしまった。

「何でそんなに怒ってるんだ?」ってスマした顔で言われたが、

「当たり前やろ!そりゃ大事な人に渡すプレゼントや!!!」と罵声をあげ、そっから少し記憶が飛んだ。

そのキチガイ警備員に対して何かをしたかもしれない。。。

気がつけば二人の警備員に両手をしっかり掴まれ身動き出来ない状態になっていた。

俺っちのウソを見透かしてるのか、少しニヤけた顔で「さっきはロンドンに知り合いはいないって言ったけど、やっぱりロンドンの誰かにこのリング(指輪)を渡すつもりなんやろ?」

って突っ込まれた。

その後、俺っちの態度が悪かったのか、空港内の留置場に放り込まれた。

 

正直、何が何だか意味が判らんかった。。。

 

はぁ? 何でこんな所に俺っちは今、閉じ込められてるの?

 

段々腹立って来た。。。

 

この時、既にロンドンに到着してから数時間が経過していた。

 

もう当日に宿泊所を探すのは難しなぁーと留置場の中で思いつつも
ロンドンでの1泊する予定の宿泊代がここに停泊すれば節約出来るじゃん!

って呑気に、まだ事の重大さに全く気づいていなかった。

 

To be continued…

 

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勾留から18時間後に日本人通訳者現る

意味も判らず、その留置場に閉じ込められたワケなんだが、そのロンドン・ヒースロー空港内の留置場には既に2名の先人も収容されていた。

1人はアフリカ系の黒人と、もう1人は一言も喋らなかったが中国人と思われるアジア人。

そして、途中から俺っちの後に放り込まれて来た人間もアフリカ系の黒人だった。

そいつは放り込まれると同時に留置場で大泣きして騒ぎ、とてもやかましかった男だった。

きっと一世一代の大賭けをして不法な方法で、ロンドンに入国を試みようとして失敗に終わったんだろう。気の毒な奴だ。

家族の為か誰の為かは判らんが物価の高いロンドンに出稼ぎに来たんだと勝手に想像した。

しかし、ここロンドンまで来るにも渡航費用が必要だったはず、きっと無理してその航空券も手に入れたはずだ。ゆえに入国失敗で大泣きしてるんだろう。

ここUKドリームを夢見て、全財産をつぎ込み偽装パスポートなどを購入していたのかもしれない。

多分、この犯罪者は間違いなく自国へ強制送還される事になるだろう。。。⇐他人事w

無口の中国人は、留置場に慣れているのか妙に落ち着いた雰囲気だった。

コイツも見るからに犯罪者っぽかった。チャイニーズマフィアかもしれんなぁー

皆、それなりに悪い事してココにぶち込まれんたんだろう。。。

うん!? 何で俺っちがここにいるワケ?(;一_一)

意味判らねぇーw(笑)

偽造パスポートで入国しようとしたコイツらと同類扱い?

この日本人代表が!?

この留置場では全ての持ち物は、警備員に没収されていた。

既に時間は、ロンドン時間で深夜を回って7日になっていた。

小1時間ほど泣きわめいていた奴も諦めたのか、既に大人しくなっていた。ただただ時間が静かに過ぎてゆく。。。

 

ここの不自由さに段々と腹が立ってきた!

 

ちゅーか、こりゃ笑えるレベルちゃうぞ!って思った。

既に5時間以上は留置場に勾留されていた。

ガラス越しに「わしをココから出せ!!」っと猛烈にアピールすると、

それに気付き3名のセキュリティーが近寄って来た。

「何だ!トイレか?」っと聞いてきた。

「ちゃうわ、ボケ!ココからさっさと出さんかい!!(#゚Д゚)ゴルァ」

「アイム・アングリー!!!わしは怒ってるねん!!!」

って叫ぶと、何を思ったのか。。。

サンドウィッチをこちらに投げつけてきやがった。

 

はぁぁん??( ゚д゚ )

キョトンとしてる俺っちを見て、奴らは

「お腹空いてるんだろ? Are you hungry, right?」

「ちゃうわいっ(#゚Д゚)ゴルァ!! 誰が腹減ってるって言うた!!」

「I’m angry!!! わしは怒ってるんや!」って怒鳴ると!

彼らの1人が「プッ♪」って笑いよった。(・∀・)

この日本人、お腹空いてる(hungry)じゃなくて、

きっと、「怒ってる(angry)」って言ってるんだよw

意味が判ったのか、他の2人も一緒に大笑い。

この時に初めて知った。

日本人のカタカナ英語発音で「アングリー」って言うと彼らにはハングリーに聞こえる事を。。。

そして、(ae)ngry って発音をレクチャーされた。

しかも留置場で。。。。

コレ以来、俺っちは(ae)ngryの発音に絶対的な自信を持っている。(笑)

自分の英語発音が通じなかった事とそれで彼らに勘違いされ、サンドウィッチを恵まれた事ですっげー恥ずかしく、惨めな気持ちになった。

まだまだ釈放されるのは長そうな予感がしたので、惨めにもその渡されたサンドウィッチを食べ、今後の展開に備えた。

 

そして、留置場に勾留されてから18時間後。。。

 

日本人のボランティア通訳が現れた。。。

きっとこの人が、自分をココから出してくれるに違いないっとその初老のおばちゃん(50歳半ば?)を見て少し安心したのを覚えている。

この時は、まだ予想もしていなかった。

この後、自分が日本に強制送還される事を。。。

 

To be continued…

 

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